4月24日（金）栗島中学校の桜

　週末になりました。来週からGWが始まりますが、昨日の小池東京都知事の会見にもあった通り、今年はゴールデンといはいかないですね。それでも、毎日健康でいること、家族と過ごせる日常が素晴らしいことを感じながら過ごしていきましょう。
　
　今でこそ葉桜になってしまいましたが、今年３月末から４月の頭にはきれいな花を咲かせていた栗島中学校の桜について、紹介します。


校庭の片隅に看板があるのをご存じでしょうか？
こう書かれています。
『「ワシントンからの里帰り桜」　昔、足立区江北ののあたりは、「荒川の五色桜」と言われ、桜の名所でした。明治45年、当時の東京市長　尾崎行雄は、日米友好のしるしとして、この桜を首都ワシントンに贈りました。桜はポトマック公園に植えられ、世界でも有名な桜の名所になりました。しかし
、残念なことに、日本の「五色桜」は、堤防工事などの影響で、昔の花盛りには見られなくなりました。
　足立区では、区制50周年を記念して、このいわれある「五色桜」を復活するため、昭和56年２月、ワシントンから、35品種三千本の「桜の里帰り」を行いました。
　ここに植えられている桜は、この「里帰り桜」の一部です。きれいな花がたくさん咲くように、みんなで大切に育てていきましょう。
足立区教育委員会』


ワシントンの桜が日本から送られていることは有名な話ですが、贈られた桜が再び日本に帰ってきて、今こうして花を咲かせていることに驚かされます。
また来年になってしまいますが、きれいな花をつけたときに、またこの話を思い出しながら見て下さい。